たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

一隅を照らす運動ニュース

群馬大会が開催され、赤松光真師が講演

群馬大会が開催され、赤松光真師が講演

 一隅を照らす運動群馬教区本部年次大会が、去る3月6・7日の日程で、伊香保温泉のホテル木暮を会場に開催され、約420名が参加した。第1講に長谷川広順一隅を照らす運動群馬教区本部長が「一隅を照らす運動の展開」と題し講演。「一隅を照らす運動として社会に貢献したい」という理由で、地元新聞に毎月匿名で300回寄付を続けられた方について紹介し、身近なことから始める大切さを述べた。第2講は赤松光真延暦寺居士林所長が「一隅を照らす運動の心」と題して講演。「人間の物差し」と「仏さまの物差し」について説明し、「仏さまの物差し」をもって自らを清らかにし、自分を見失わないよう説いた。さらに、生まれて老いて死ぬという存在のありようが先にあるのであり、どう生きるかはその後から決めること。そこが分かると心が収まり仏さまにつながると述べた。

第9回群馬大会が群馬県民会館で開催され、2,000名が集う

第9回群馬大会が群馬県民会館で開催され、2,000名が集う

 群馬教区本部(長谷川広順教区本部長)は、平成十八年九月二十八日、群馬県前橋市「群馬県民会館」を会場に、天台宗開宗千二百年記念慶讃、第九回一隅を照らす運動群馬大会を開催し、二千余名が集った。第一部の開会式では、長谷川教区本部長による主催者挨拶に始まり、天台宗宗務総長代理・天台宗総務部長 谷晃昭師、一隅を照らす総本部長 秋吉文隆師方々の来賓挨拶。次に記念法要では、雅楽をともなった和讃奉詠、詠舞奉納、声明唄散華、教区部内出仕によるおつとめなどが行われた。
第二部の記念講演では、講師の善光寺大勧進副住職・菊川春曉師が「共に生きる」と題し、作家である永六輔氏の詩「生きていくということは」の中から、『生きていくということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返していくこと。・・・生きていくということは、誰かと手をつなぐこと。つないだ手のぬくもりを、忘れないでいること。・・・人は一人では生きてゆけない。誰も一人では、歩いてゆけない。』を紹介し、「共に生きる私たちの人生を示している」と話され、その他に『四無量心』(慈・悲・喜・捨)の教え・『四摂法』(布施・愛語・利行・同事)による救いなど多義にわたり説かれ、一隅を照らす心を説明された。
 閉会式では、一隅を照らす運動群馬教区本部会長・林祐博師より、大会で集まった浄財 金754,352円が秋吉総本部長に手渡され、最後に「天台宗開宗歌(比叡山仏道讃仰和讃)」を参加者と共に合唱し、群馬大会は盛況の内に閉幕した。

「ホテル小暮」で群馬教区年次大会を開催

「ホテル小暮」で群馬教区年次大会を開催

 群馬教区本部(藤井祐順教区本部長)では、 3月3日・4日の両日、渋川市の「ホテル木暮」を会場に、平成19年度群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会を開催、教区内寺院住職、檀信徒合わせて450名が参加した。
 大会では、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長と、山本光賢延暦寺教化部長による講演が行われた。秋吉部長は、「一隅を照らす運動の現況について」と題し、大スクリーンに中国内モンゴル自治区での植林活動や中越沖地震被災地の写真を映して総本部の活動を紹介した。また、山本部長は「開宗千二百年について」と題し、参拝部長時代の総登山・総授戒に伴う延暦寺会館建設の苦労話など経験談を交えた講話があった。当日、大会で集まった浄財 金189,905円が、地球救援事務局に寄託された。

群馬教区一隅推進大会を開催

群馬教区一隅推進大会を開催

 群馬教区本部(藤井祐順教区本部長)では、 3月2日・3日の両日、渋川市伊香保温泉の「ホテル木暮」を会場に、平成20年度群馬教区「一隅を照らす運動」年次大会を開催、住職・檀信徒合わせて530名が参加した。
 大会では、まず開会式で長年に渡って一斉托鉢などで多額の浄財を総本部に寄託された同教区本部に対して、秋吉文隆一隅を照らす運動総本部長から感謝状の贈呈が40周年を期に行われた。引き続き、秋吉総本部長と、日本3大奇祭のひとつ蘇民祭で有名な岩手県黒石寺住職の藤波洋香師(陸奥教区)による講演が行われた。
 第1講では、秋吉総本部長が「『一隅を照らす運動』40年の歩み」と題し、運動発足40年の歴史を様々な地球救援活動を紹介した。
 また、第2講では藤波住職が「ご縁の世界」と題し、「自分自身が良き縁となる努力をする事で思い通りにならない人生も生きやすくなる」と参加者に語った。
 なお、当日、会場で集められた浄財270,321円が、地球救援事務局に寄託された。

群馬教区一隅推進大会を開催

群馬教区一隅推進大会を開催

 群馬教区本部(藤井祐順教区本部長)では、 3月3日・4日の両日、渋川市伊香保温泉の「ホテル木暮」を会場に、平成21年度「一隅を照らす運動」群馬教区推進大会を開催、住職・檀信徒合わせて520名が参加した。
 大会は、開会式で藤井教区本部長を導師に法楽が厳修され、教区代表者からの挨拶と祝辞があり、第1講・第2講に渡り福惠善高総本部長と武覚超副理事長(延暦寺執行)による講演があった。
 第1講では、福惠総本部長が「『一隅を照らす運動』の近況」と題し、総本部長在任中に一隅を照らす運動をより一般社会に敷衍する考えと、まず取り組みたい事として会報「きらめき」を充実させるなどの近況報告があった。
 また、第2講では武副理事長が「『不滅のともし火』と傳教大師のみこころ」と題し、「お釈迦様の時代から続く『不滅のともし火』の歴史と意味について、また様々な書物に残される宗祖傳教大師のお言葉について」などを解説し、参加者に語った。
 なお、当日会場で集められた浄財264,890円が、地球救援事務局に寄託された。

第10回群馬大会が伊勢崎市文化会館で開催され、1,550名が集う

第10回群馬大会が伊勢崎市文化会館で開催され、1,550名が集う

 群馬教区本部(藤井祐順教区本部長)は、平成22年11月16日、群馬県「伊勢崎市文化会館」を会場に、第10回一隅を照らす運動群馬大会を開催し、1,550名が集った。
 開会式では、記念法要として雅楽をともなった声明唄散華、和讃、詠舞の奉納、藤井教区本部長導師による法楽、福惠善高一隅を照らす総本部長の来賓祝辞があった。
 次に実践者表彰として7支部へ教区本部長賞。また、福惠総本部長から群馬教区本部に対して表彰状が伝達された。
 休憩を挟んで、「かしまし娘」として知られる正司歌江氏による「人と人、心と心のふれあい」と題した記念講演があった。
 正司氏は、幼少の頃に父親から教わった事『人は一人では生きてゆけない。自分一人では、何も出来ない。困っている人がいれば助ける』を紹介し、「人と人、心と心のふれあい」の大切さを説明され、「自分も多くの人に支えられて生かして頂いているのです」と語りかけられた。
 閉会式では、谷晃昭群馬教区本部会長より、大会で集まった浄財1,040,700円の目録が福惠総本部長に手渡され、群馬大会は盛況の内に閉幕した。

群馬で桐生部大会が開催

群馬で桐生部大会が開催

平成23年5月19日、群馬教区桐生部(角田興憲主事)では、桐生市市民文化会館を会場に「一隅を照らす運動」桐生部大会を開催し、檀信徒ら約200名が集まった。
 第1部では、一隅を照らす運動群馬教区本部会長谷晃昭師が「一隅を照らす」という演題のもと慈愛あふれる講演をされた。群馬教区雅楽会と明照学園樹徳高等学校吹奏楽部の和洋の古典、現代音楽の演奏会を実施した。
 大会の最後に会場で集められた募金214,520円を地球救援のために寄託され、谷本部会長の発声により全員で「一隅を照らす運動」の実践の三つの柱を唱和し無事に幕をとじた。

群馬教区で一隅推進大会を開催

群馬教区で一隅推進大会を開催

群馬教区本部(谷晃昭教区本部長)では、 3月5日・6日の両日、渋川市伊香保温泉「ホテル木暮」を会場に、平成23年度「一隅を照らす運動」群馬教区本部推進大会を開催。住職・檀信徒合わせて約550名が参加した。
今大会は毎年行われる年次大会で、開会式では谷教区本部長を導師に東日本大震災慰霊法要が厳修された。
引き続いて講演に移り、福惠善高一隅を照らす運動総本部長、鮎貝宗城陸奥教区観音寺住職、落語家露の団姫氏ら3名が講師として壇上に登った。
第1講では、福惠総本部長が「一隅を照らす運動の報告」と題して、東日本大震災に対する支援や平成24年度一隅を照らす運動事業計画について報告があった。
また、第2講では鮎貝住職が「大震災のもたらしたもの 気仙沼からの報告」と題して、震災発生時から今までの気仙沼の様子を資料に沿って説明され「震災から1年経って求められるものが変わってきた。これからは“希望”“明るい未来”“心の支援”をキーワードに人の優しさに触れ、被災者みんなの心が温かくなってもらいたい。」と自身の思いを語られた。
そして、第3講では露の氏が「一隅を照らす落語」を披露。一隅を照らす運動の趣旨を分かりやすくまとめた語り口に参加者は熱心に耳を傾け、会場は笑顔に包まれた。
なお、当日会場で集められた浄財は地球救援事務局に寄託された。

群馬教区一隅を照らす運動推進大会

群馬教区一隅を照らす運動推進大会

 群馬教区本部(谷晃昭教区本部長)では、平成26年3月10日渋川市伊香保町のホテル天坊を会場に、群馬教区一隅を照らす運動推進大会を開催し、約500名の参加者が集まった。
 はじめに、上利貞夫檀信徒会連盟副会長の挨拶で開会し、谷教区本部長導師のもと物故者回向法要が厳修され、参加者全員で般若心経、山家学生式を唱えた。
 続いて、谷教区本部長、都筑玄澄一隅群馬教区本部会長、河田泉檀信徒会連盟会長よりそれぞれ挨拶があった。
 第1講は例年、一隅を照らす運動総本部長が一隅を照らす運動の報告を行っており、本年は横山照泰総本部長が報告を行った。横山総本部長は、「一隅を照らす精神を多くの方に広め、特に団体会員を増やしていきたい」と目標を語り、参加者に賛同を呼びかけた。
 第2講では、武覚超延暦寺執行による「延暦寺の諸堂の歴史について」と題した講演があり、比叡山延暦寺の様々なお堂の歴史や伝教大師最澄の教えを中心に1時間半にわたり講演し、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていた。
 最後に、東前橋部の藤井祐心正法院支部長による一隅を照らす運動支部活動事業報告として正法院での活動報告が行われ、大会は閉幕した。

群馬教区一隅を照らす運動推進大会報告

群馬教区一隅を照らす運動推進大会報告

 群馬教区本部(谷晃昭教区本部長)では、平成26年10月17日富岡市かぶら文化ホールを会場に、第11回「一隅を照らす運動」群馬大会を「~つなげよう得がたきあらゆる生命~私たちは忘れない3.11」とテーマを掲げて開催し、約1,000名の参加者が集まった。
 はじめに、河田泉檀信徒会連盟会長の挨拶で開会し、谷教区本部長、都筑玄澄同運動群馬教区本部会長から主催者挨拶が行われた。続いて木ノ下寂俊同運動理事長、横山照泰同運動総本部長からそれぞれ祝辞が述べられた。
 記念法要として「東日本大震災慰霊・復興祈願法要」が谷教区本部長導師のもと厳修され、会場は厳かな空気に包まれた。法要の後、一隅を照らす運動の実践者として1名7団体が谷教区本部長より表彰を受けた。
 記念講演では、同運動副会長の山田俊和中尊寺御貫首を講師に迎え「抜苦与楽」と題した講演が行われた。山田副会長は自身が貫首を務める中尊寺の建立の意を中心に話され、参加者は耳を傾けていた。講演の後、群馬天台青年会の行っている東日本大震災被災地でのボランティア活動報告が谷晃仁会長より行われた。
 アトラクションとして、堺すすむ氏によるギター漫談「おしゃべりギター」が披露され、愉快な話とテンポの良い漫談で会場は笑いに包まれていた。
 大会最後には教区本部より被災地支援金として山田副会長へ、地球救援募金として横山総本部長へそれぞれ贈呈され、大会は幕を閉じた。