たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

仏教 今日のひとこと

お釈迦さまや天台大師はもとより、伝教大師はじめ日本仏教各宗派の祖師のお言葉は、
仏教の教えに裏打ちされた大変素晴らしいものです。

このコーナーでは、仏教に関する珠玉の名言を「仏教 今日のひとこと」として紹介します。

それぞれの言葉には味わい深いものが数多くあり、みなさんの日々の生活指針になれば幸いです。

  • No.011
  • 願わくは必ず今生(こんじょう)無作(むさ)無縁の四弘請願(しぐせいがん)に引導(いんどう)せられて、周(あまね)く法界を旋(めぐ)り、遍(あまね)く六道(ろくどう)に入(い)り、佛国土(ぶっこくど)を淨(きよ)め衆生(しゅじょう)を成就(じょうじゅ)し、未来際(みらいさい)を尽くして恒に佛事(ぶつじ)を作(な)さん。
  • 伝教大師最澄(天台宗宗祖。767-822)
  • 意訳

    何のため、誰のためという限られた目的・対象ではなく、「四弘請願(すべての衆生を誓って救おう、尽きることのない煩悩を誓って断じよう、無量の法門を誓って学ぼう、無上の仏道を誓って完成しよう)」に導かれて、悟りの世界と迷いの世界をくまなく回ってこの国を仏の国のように美しくし、すべての人々を悟りに向かわせ、未来永遠にどこまでも仏道修行をしていこう。

  • 出典

    『願文』

  • 解説

    伝教大師が東大寺戒壇院で具足戒を受けて比丘となった直後、比叡山に入って、仏教者としての誓いを著したもの。世間の無常、善因善果・悪因悪果、人身の得難きこと、自己への反省、大乗菩薩僧としての誓願について記している。