たすけあい共に輝く命がある 天台宗 一隅を照らす運動 The Light Up a Corner of the World Activities

仏教 今日のひとこと

お釈迦さまや天台大師はもとより、伝教大師はじめ日本仏教各宗派の祖師のお言葉は、
仏教の教えに裏打ちされた大変素晴らしいものです。

このコーナーでは、仏教に関する珠玉の名言を「仏教 今日のひとこと」として紹介します。

それぞれの言葉には味わい深いものが数多くあり、みなさんの日々の生活指針になれば幸いです。

  • No.070
  • 彼の大雲の、一切の卉木(きもく)、叢林(そうりん)及び諸々の薬草に雨降るに、その種性(しゅしょう)の如く具足して潤いを蒙(こうむ)り、各々生長することを得るが如し。
  • 意訳

    法華七喩の第三「薬草の譬え」。この世に生息するあらゆる草花は恵みの雨によって生かされている。雲は草木を選ぶことなく平等に雨を降らす。その恩恵によってそれぞれの持ち合わせた性質により、花を咲かせ、身を結ぶ。仏の尊い教えは、差別なく、この世の生きとし生けるものに平等に行きわたるということを表している。

  • 出典

    『妙法蓮華経』薬草喩品第五

  • 解説

    鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳した『妙法蓮華経』(406年)。「最高の教え(法華)、白蓮華のような正しい教えを説いた経典」という意味があり、生あるものはすべて成仏できると説くところに、『法華経』が「諸経の王」と呼ばれる由縁がある。